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 所属選手の半分以上が退団する異例の事態が起きた女子プロ野球リーグ。抜群の人気を誇る加藤優外野手(24=埼玉アストライア)も退団する1人だ。加藤は8日、わかさスタジアム京都であった「退団試合」に参加した。

 加藤にとって、中学3年時に創設された女子プロ野球の存在は「大きくて、目標だった」。父親の影響で5歳から野球を始めた。中学でも男子に交じってプレーしたが、神奈川・厚木商高ではいったんソフトボール部に入部。だが野球を諦められずに退部し、実業団チームに入って野球を続けた。

 16年に念願のプロ入りを果たすと、頭角を現す。4年目の今年はリーグ6位の打率3割9厘を記録するなどしてチームを牽引(けんいん)し、秋のリーグ優勝に貢献した。プロでのラストゲームとなったこの日は1番左翼で先発。三回には中前安打を放って球場を沸かせた。

 試合後、進路について「はっきり言えない部分があるが、アマチュアで野球を続けようと思っている。チームは決めていない」と現役続行を宣言した。(大坂尚子)