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患者を生きる・職場で「不妊治療」(3)

 大阪府豊中市の社会科講師、木下優里さん(37)は不妊治療を経て2014年4月、駿希くん(5)を出産した。

 すぐに保育園を探し始めた。一緒に過ごしたい気持ちはあったが、仕事に復帰もしたかった。夫の明彦さん(38)が会社をやめ、弁護士をめざして法科大学院で勉強中という事情もあった。

 30カ所近く応募した保育園は全滅。それでも一時保育と母の助けを借り、出産から1年後に職場に復帰した。その後の2年は育児との両立であっと言う間に過ぎた。

 気付いたら35歳。自分が一人っ子で、きょうだいに強い憧れがあった。再び、市内の不妊治療専門医院「園田桃代ARTクリニック」に通い始めた。

 仕事を続けられる範囲で治療をと決めていた。社会科講師は高校時代から憧れ、10年以上続けてきた大事な仕事。やめたら、自分が自分でなくなる気がしていた。

 受精卵の移植は、週末や長期休…

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