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 イランのロハニ大統領は10日、中部ヤズドで演説し、同国南西部フゼスタン州で埋蔵量530億バレルを見込む大規模油田が見つかったと明らかにした。同国最大規模の油田になるとみられ、現在、原油確認埋蔵量で世界4位のイランが3位に躍り出る可能性がある。

 ロハニ師によると、見つかった油田は2400平方キロ。推計の埋蔵量は、昨年末の確認埋蔵量の3割以上の規模にあたる。英大手石油BPの統計によると、イランの原油確認埋蔵量は1556億バレル(2018年末)で世界4位。この新油田が加われば、現在3位のカナダを抜いて、ベネズエラ、サウジアラビアに次いで世界3位になる可能性が出てきた。

 ロハニ師は演説で「米国がイランへの圧力を強め、原油に制裁を加える中でも、敬愛すべきイランの技術者たちが大規模油田を見つけることができた」と強調。「これは政府から国民への心ばかりの贈り物だ。原油が増えれば歳入も増える。我々は米国の制裁に立ち向かう」と述べ、敵対するトランプ米政権への対抗心をむき出しにした。

 イランにとって原油は経済の生…

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