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 世界文化遺産の島、沖ノ島(福岡県宗像市)が、漂着する多種多様なごみに困惑している。今月上旬の宗像市の調査に同行し、回収を手伝いながら環境保全について考えた。

 沖ノ島は神領、または社領ともいう。2017年に世界文化遺産に登録され、宗像大社が管理する。基本的に神職以外の上陸は不可能だ。

 市世界遺産課の説明では年に10回程度、島のモニタリング調査をする。職員は海に入りみそぎをすませてから上陸。チャーターした海上タクシーで島の外周を巡り、岩や樹木、遺物などの状態のほか、漂着したごみも見て回る。

 今回の取材は、市が報道関係者に「島の漁港の範囲に限る」という条件付きで漂着ごみの現状を見る機会を設けたもの。私を含む報道陣と市職員の計9人が、宗像市の神湊港から海上タクシー「宝栄丸」に乗船して、約60キロ沖の沖ノ島へと向かった。

 漁港一帯には多数の漁具の発泡…

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