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 最近では、レギュラー出演する番組で「5歳の女の子」チコちゃんに突っ込まれている岡村隆史。しかし、堤真一とともにダブル主演した映画「決算!忠臣蔵」では、テレビで見せる顔とは違う。

 演じる矢頭長助は、真面目で無口な経理担当のそろばん侍。「何とかならんか」と問う大石内蔵助(堤)に、「なりまへんな」と目線も上げずに素早く切り返す。討ち入りしようと血気盛んな侍たちの中で、その冷静で抑えた人物像が異彩を放つ。時代劇初挑戦で、あの忠臣蔵だが、殿の敵討ちを果たすまでにかかるお金に焦点を当てた作品だ。

 「お笑いの人間が映画に出て、笑いの部分を担当すると、僕としてはいつも『うーん……』と思うことが多くて。やっぱり役者さんがお芝居で笑かした方が絶対いいやろなと思っていたので。堤さんの、一言ぼそっと言うのがめちゃ面白かったり、(大高源五役の)濱田岳くんの顔とか。自分はいつもとは逆のキャラなので、ボケたらあかんな、と」

 だが実は、お笑いコンビ「ナインティナイン」結成当初は2週間だけツッコミだった。「相方(矢部浩之)がボケやりたいと言うので、まあええよ、じゃあ俺ツッコミやるわっていう軽いノリで。でも養成所の先生が『逆やで、小さい子がボケに決まってるやん』って。僕はどっちでも良かったんですけど、先生が逆やでと言わなかったら、日の目を見ることもなかっただろうし、忠臣蔵に出ることもなかったと思います。間違ってるんですから。どう考えても、滑稽なやつの方がボケですやんか」

そろばんは、ちょっとトラウマ

 今回は常にお金の勘定をしている役がゆえ、そろばんを特訓した。「仕事が終わったらそろばん練習しに松竹さんの会社に行くという日々でした。僕は役作りやと思って行ってたんですけど、途中から、これただそろばん塾に行かされているだけやなって。49になってそろばん塾行かされてるやんけ!」

 そろばんは、子どもの頃に習っ…

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