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 スペインで10日、与党社会労働党(中道左派)による政権樹立の協議失敗を受けた今年2度目の総選挙(下院・定数350)があった。過半数を得た政党はなく、移民排斥などを掲げる新興右翼政党ボックス(VOX)が第3党に躍進した。既存政党離れと「自国第一主義」が欧州で強まっている。

 VOXのアバスカル党首は10日夜、マドリードで支持者を前に「みなさんは政治的偉業の主役だ」と勝利宣言した。同党は2013年に設立され、今年4月に国政に初進出したばかり。1年前は州議会にさえ議席を持たなかったが、今回の総選挙では改選前の24議席から52議席に急伸した。

 アバスカル氏は10日、「VOXは、これまで代弁されなかった人々の声になる」と主張。選挙では、外交で、欧州連合(EU)に対して「国家主権の尊重」を掲げ、EUによる介入を牽制(けんせい)。内政では、不法移民の追放や、北東部カタルーニャ自治州の独立を唱える政党の活動禁止など、愛国心に訴える公約を並べた。

「忘れられた地方」の不満

 とりわけ、今回の選挙戦ではカ…

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