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 台風19号で甚大な被害があったいわき市で、地元産の野菜を使った独自料理を飲食店が提供する「いわきベジめしWALK(ウォーク)」が、今月末まで開かれている。参加している店主らは「少しでも生産者の力になりたい」と腕を振るっている。

 今回の催しは、「ワンダーファーム」(いわき市四倉町)のトマトと「ファーム白石」(同市小川町)のネギを中心に使い、約30店が参加して先月10日に始まった。参加店の一部は台風で浸水したほか、両農場も被害を受けた。

 JRいわき駅前の飲食店街・夜明け市場の郷土料理店「和歌」では地元産の焼きネギを用意。経営者の高木クメさん(63)も氾濫(はんらん)した夏井川沿いの家庭菜園が水没したという。「被害があった生産者の気持ちを思うと言葉もない。寒さが厳しくなり野菜が甘みを増す時期なので、おいしく召し上がってほしい」(床並浩一)