ウィーン=吉武祐
イランの核関連活動について国際原子力機関(IAEA)は11日、定例理事会に向けた報告書で、イラン国内で未申告の場所からウランが検出されたと明らかにした。核開発に関連する活動が秘密裏に行われた可能性がある。イランが英独仏などと結んだ核合意の制限を破って研究開発を活発化しているとも指摘しており、イランに対する圧力が強まる可能性がある。
加盟各国に配布された報告書は、イラン国内にある未申告の場所で、人為的に持ち込まれた微量の天然ウランが検出されたとするのみで、詳細は明らかにしていない。一方で、この件でIAEAとのやりとりを続け、速やかに解決することが重要だと指摘した。
イランがIAEAとの協定に定められた申告をせず、秘密裏に核関連活動を行っているとの新たな疑惑をめぐっては、イスラエルや米国などが追及。IAEAは7日に開いた特別理事会への報告で、イランが十分な説明をしていないとの認識を示していた。
報告書はまた、イランが英独仏…
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
残り:264文字/全文:667文字
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
トップニュース
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部