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 台風19号による阿武隈川などの氾濫(はんらん)で7人が亡くなり、約1200世帯が浸水した本宮市。低い土地の中心市街地では多くの住民が逃げ遅れて孤立した。早めの避難につながらなかったのはなぜか。市の避難情報の伝え方、住民の受け止め方など課題がみえてきた。

 台風19号が上陸した10月12日、市は午前9時に災害対策本部を設置。1時間後には、早めに避難してもらおうと避難所を開設した。

 避難情報などの伝え方について、荒川貞伸市民部長は「複数の手段で情報を届けている」という。屋外スピーカーの防災無線に加え、電源が入っていなくても市の連絡が自動的に流れる防災ラジオを全世帯に配布している。緊急情報は災害情報共有システムを利用して、携帯やスマホなどに流れるエリアメール、テレビ画面にも表示される。

 避難勧告が出た12日午後8時…

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