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 大相撲九州場所で、大けがで2度の長期離脱を経験した業師・宇良が本土俵に戻ってきた。2年前に涙の初金星を挙げた27歳は、いま、西序二段106枚目にいる。「3回目のスタート。新たな気持ちです」と、前を見つめている。

 初日の10日、午前9時ごろ。黒まわしの宇良が土俵に上がると、まだ観客のまばらな場内から拍手が沸いた。「おかえり!」の声が幾重にも重なる。

 取組は快勝。立ち合いから一気の押し出しだった。「めちゃくちゃ緊張しました。冷静に押していきたいと思いました」。呼吸を整えながら、宇良は5場所ぶりの白星を振り返った。

 関学大時代、相手を抱え反りな…

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