拡大する写真・図版「ナイツ」の塙宣之さん=西田裕樹撮影

[PR]

 人気漫才コンビ・ナイツのボケ役、塙宣之さん(41)の著書「言い訳 関東芸人はなぜM―1で勝てないのか」が、10万部を超えるベストセラーとなっている。芸人自らが笑いの中身を分析する異例の内容だ。闇営業やら所得隠しやら、今年のお笑い業界は黒い事件が目立った。塙さんは、お笑い界を立て直すには「師匠」の存在が必要不可欠だという。どういうことなのか。

 ――今年は闇営業の問題以外にも、芸人の発言に「差別的だ」と批判が集まる出来事もありました。

 「お笑い芸人という存在が世間に定着して、影響力もすごくあるし、権力も持つようになったと思うんですね。だから何か芸人を崇拝するというか、有識者扱いするような目線が一般にあるんでしょうか。その分、逆に何かあると批判が集中するのかな。でも、もともと芸人なんかダメなやつなんだから、崇拝するほうがおかしい。バカにするくらいに下に見ていたほうがいいんですよ」

 ――バカにする、とは?

 「『バカに見える』、これはお笑いではけっこう大事なんです。見る人も対象が偉くない人だと安心して笑える。その逆は、普段偉いと思っているから何かあるとその反動で批判が強まってしまうと思うんです」

 ――確かにお笑いの大御所的な人の発言がかなり批判の対象になりましたね。

 「うちには娘が3人いるんですけれども、ケンカを始めるといくらまじめに上から目線で説教しても注意してもきかないんです。仕方なく、おれが尻を半分出して怒ってます」

 ――尻を出す…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら