拡大する写真・図版 主催した「桜を見る会」であいさつする安倍晋三首相(中央)=2019年4月13日午前9時1分、東京都新宿区、代表撮影

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 首相が毎年春に都内で主催する「桜を見る会」の招待者の基準について、菅義偉官房長官は12日午後の記者会見で見直す考えを明らかにした。基準の明確化の必要性を問われ、「政府としてそこは検討していく。必要があるとも思っている」と述べた。

 今年の「開催要領」によると、招待範囲は、皇族や各国大使、衆参両院議長、閣僚、国会議員、都道府県知事の一部のほか、「その他各界の代表者等(とう)」と定めている。「計約1万人」となっているが、実際には同伴者を合わせ約1万8200人が出席した。

 菅氏は会見で「各界において様々な功績・功労のあった方々などを幅広く招待できるよう『等』をつけている。特定の分野やカテゴリーを想定しているものではない」とも述べた。

 桜を見る会は、各界で功績・功労のあった方々を招待して慰労することが目的とされるが、「等」の範囲が明確でなく、首相の地元後援会関係者も含め政治家の支援者らが多数出席していると、野党が国会で指摘している。

 官邸幹部によると、招待人数についても、今後見直しを検討するという。