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 政府は13日午前、衆参両院の議院運営委員会理事会にNHK経営委員について、埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏(73)を再任し、九州リースサービス社長の磯山誠二氏(68)と名城大教授の水尾衣里氏(60)を新たに起用する同意人事案を提示した。石原進委員長と中島尚正委員は退任する。任期は3年。

 経営委については、かんぽ生命保険の不正販売を報じたNHK「クローズアップ現代+」への抗議をめぐり、NHK会長を厳重注意していたことが問題視されており、石原氏の去就が注目されていた。

 また、政府はカジノを含む統合型リゾート(IR)の事業者を規制・監督する新設の「カジノ管理委員会」について、委員5人の人事案を示した。委員長に元福岡高検検事長の北村道夫氏(67)を起用。委員には、元名古屋国税局長の氏兼裕之氏(63)、精神科医の渡路子氏(46)、慶大院特任教授の遠藤典子氏(51)、元警視総監の樋口建史氏(66)を選んだ。

 カジノ管理委は内閣府の外局として、カジノ免許の付与やマネーロンダリング(資金洗浄)などの不正監視、立ち入り検査など、幅広い権限を持つ。国会の同意を得た上で、来年1月7日に委員会を発足させる。

 IR施設をめぐっては、政府は全国で最大3カ所で開業を認め、2020年代前半の開業を目指す。現在、横浜市や大阪府・市などが誘致する方針を表明している。