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 警察官に銃撃されたデモ参加者が重体に陥った事件を受け、香港各地で13日未明まで警察とデモ隊の衝突が続いた。最も激しかったのが名門大の一つ、香港中文大で、キャンパス内で催涙弾と火炎瓶の応酬となった。香港メディアによると、学生側の負傷者は60人を超え、拘束者も多数いるという。

 同大では12日午後から学生と警察が断続的に衝突した。デモ隊は拘束された仲間の釈放や警察のキャンパスからの撤退を要求。大学当局が間に入り、再三、調停を試みたが、不調に終わった。一部の香港メディアは、同大での衝突で1千発の催涙弾が使用されたと伝えている。同大には臨時の治療スペースが設けられた。

 13日朝は多くの大学が休校した。ネット上では、事件発生から3日目となるこの日も抗議活動が呼びかけられており、各地の路上に障害物が置かれるなど交通妨害が続いている。(深圳=益満雄一郎)