【動画】満月の夜に大火球 各地で目撃情報、星空ライブカメラも捉える
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 満月の夜だった12日午後10時ごろ、極めて明るい流れ星である「火球(かきゅう)」が現れた。東京大木曽観測所(長野県木曽町)に朝日新聞社と東大が設置している星空ライブカメラが、東の上空に薄雲を通して緑色の光を放ちながら落ちていく姿をとらえた。中部地方など各地でも目撃され、SNSでは「おっきな流れ星を見た」「この世の終わりかと思った」といった報告が相次いだ。

 11月半ばは例年、「おうし座流星群」や「しし座流星群」が活発な時期。今回の火球はいずれの星座とも異なる方角から流れており、流星群に属さない「散在流星」の可能性がある。

 流れ星は、宇宙に浮かんでいるちりや彗星(すいせい)がまき散らしたかけらが地球の大気とぶつかり、高温になって光を発する現象。ちりが大きければ光も強くなるが、満月に見劣りしないほどの明るさになる火球は極めて珍しい。

 星空ライブカメラは、東大の天文台に朝日新聞と東大が設置したカメラ。10分に1個ほどのペースで流れ星を捉えられる高感度で、今秋から24時間のライブ中継(https://youtu.be/p3uhIrCfO0E別ウインドウで開きます)をしている。18~19日には、しし座流星群がピークを迎えることから、多くの流れ星が現れそうだ。(東山正宜