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 法然院(京都市左京区)の参道に、ガラスで枯山水を表現したオブジェが完成した。「循環する命とつながっていく宇宙」をテーマに、使用済みの瓶を溶かしたリサイクルガラスを使っており、国内外から注目を集めている。13日には、米ニューヨークの美術館から33人が見学に訪れた。

 作ったのは、千葉県茂原市のガラス造形作家、西中千人(ゆきと)さん(54)。2年前に百貨店で同様のオブジェを展示し、「枯山水は、お寺という場があってこそ生きる。実際のお寺で手がけたい」と考え、約20年来の知人である法然院住職の梶田真章(しんしょう)さん(63)に相談し、実現したという。

 岐阜県大垣市のガラス瓶メーカーの協力を得て、材料となるガラス瓶を確保した。今年5月、こぶし大から高さ約1・8メートルまで約20体のオブジェを完成させ、コケや砂利とともに約40メートルの参道に配置。「枯山水」に見立てた。

 オブジェはもともと薄いオリー…

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