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 奈良・興福寺のドイツ人僧侶、ザイレ暁映(ぎょうえい)さん(41)が13日夜、寺に千年以上伝わってきた「竪義(りゅうぎ)」と呼ばれる難関の口頭試問に挑んで満行(まんぎょう、合格)した。寺によれば、外国人が合格するのは異例。寺の子院(塔頭〈たっちゅう〉)の住職になる資格を得た。

 竪義は、興福寺が大本山の宗派である法相宗(ほっそうしゅう)の僧が生涯に1回だけ受験できる口頭試問で、かつては失敗すると寺を追われたこともあった。平安時代の951年に始まった宗祖の慈恩(じおん)大師の命日法要「慈恩会(じおんね)」に合わせて行われてきた。興福寺の僧が挑むのは8年ぶり。

 ザイレさんはドイツのハンブル…

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