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 徳島県と東みよし町は13日、測位衛星「みちびき」を使って避難者の安否情報を確認する訓練を、県内で初めて町役場三好庁舎で実施した。

 内閣府の衛星安否確認サービス「Q―ANPI」を使った訓練。携帯電話の電波が届かず、インターネットの通信もできない孤立集落の避難所を想定した。避難者役の職員6人が、スマートフォンで入力した避難者の名前や電話番号、安否などの情報を、無線通信で管理パソコンに集約。専用の衛星通信端末を使って内閣府の管制局に向けて送信した。その後、災害対策本部役の職員2人が、タブレット端末から、管制局に届いた安否情報を引き出した。東みよし町職員の前田康晴さん(32)は「町外にいる家族にも、安否確認がしやすくて便利だと思う」と話した。

 県は衛星に送信できる通信機器を15台確保しており、今後県内各地で訓練を実施する。(福家司)