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 東京消防庁が台風19号の救助活動中、ヘリに収容しようとし、女性を誤って転落させた様子を撮影した動画がインターネット上で公開されている。近年は事件事故を撮影した動画の投稿が相次ぎ、衝撃的な場面が削除されずに拡散する例も。自由なネット空間の特性に配慮しつつ、運営者に対応を求める声が上がる。

 「【上げて落とす】 70代のお婆(ばあ)ちゃんがヘリから落っこちて死亡」。こうしたタイトルで1分24秒の動画が投稿サイト「ユーチューブ」に投稿されたのは先月13日、福島県いわき市の女性(77)が救助されず、亡くなった日だ。顔は判別できないが、つり上げられる場面から転落し、再び救助しようと隊員が下降するまでの様子を撮っている。匿名の投稿で、撮影者は不明だ。

 再生回数は今月14日までに6万回超。コメント欄には「不謹慎」「削除して」などの批判とともに、「削除の必要なし。嫌なら見なきゃいい」との意見も並ぶ。当時の現場周辺には救助を見守る人たちもいて、近所の男性(58)は「動画サイトに載せるなんて。親しい人たちが動画を見て、さらにつらい思いをしかねない」と心配する。

 ユーチューブは、遺体を映した映像や暴行場面など、視聴者に衝撃や不快感を与える目的の投稿を禁止している。違反を見つけたら削除する。重大な交通事故の被害者のけがを映した動画は削除の可能性があるが、状況を説明する報道としての動画であれば、「年齢制限あり」としたうえで公開を認めることもあるという。

記事後半に、名誉毀損問題に詳しい甲本晃啓弁護士や田島泰彦・元上智大教授(メディア法)による解説があります。

 今回の転落動画は数種類が投稿…

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