監査役協会長に後藤・三菱重工監査等委員を選出へ

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 日本監査役協会は、岡田譲治会長(68、前三井物産監査役)が退任し、後任に後藤敏文・三菱重工業監査等委員(62)を充てる人事を固めた。14日の理事会で正式に決める。協会には約7千社が加盟している。

 監査等委員が会長に就くのは初めて。監査等委員は2015年5月に導入された監査等委員会設置会社に設けられた役職で、取締役も兼ねながら監査の職責を担う。

 17年11月に就任した岡田会長は、公認会計士との協力など監査体制の強化に努めた。今秋に発覚した関西電力の金品受領問題に対しても「(不祥事には)毅然(きぜん)とした姿勢で対応する覚悟を」との声明を出した。

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