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 今年7~9月期の国内総生産(GDP)の1次速報は、物価の影響を除く実質(季節調整値)で前期(4~6月)比0・1%増、この状況が1年続くと仮定した年率換算では0・2%増だった。プラス成長は4四半期連続だが、伸びはわずかで、景気が減速傾向を強めていることを示した。内閣府が14日発表した。

 10月からの消費増税を前に、駆け込み購入が個人消費を一定程度押し上げたものの、輸出の不振もあり、GDP全体では多くの民間予測を下回る結果となった。10~12月期は駆け込みの反動減や増税による所得減、台風被害の影響で、マイナス成長に陥るとの見方が強い。国内景気は厳しい局面を迎えている。

 GDPの半分以上を占める個人消費は0・4%増。7~8月は長梅雨などで低迷したが、9月に家電などで駆け込み購入が広がり補った。ただ、伸びは前回の消費増税前(2014年1~3月期)の2・0%増より小さく、駆け込み効果は限定的だったとみられる。

 企業の設備投資は0・9%増。…

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