沖縄への観光客数に漏れ 目標の1千万人超え確実に

伊藤和行
[PR]

 2018年度に沖縄県を訪れた観光客が1千万人を超えていたことが13日、県への取材でわかった。県は4月に999万9千人と発表したが、航空会社による6千人以上の報告漏れがあったという。県は年内にも数値を修正し、改めて公表する。

 県観光政策課によると、観光客数は航空会社や船会社などの乗客数のデータを基に、県内在住者の割合を除いて推計している。全日空から、昨年7、8月の大阪(伊丹)と石垣を結ぶ夏季臨時便の乗客数計6240人分が集計から漏れていたと報告があった。

 担当者は「目標だった1千万人を超えることは間違いない」と話した。県は集計をやり直している。

 18年度の観光客数について県は4月、前年度より4・4%増え999万9千人だったと発表。1千万人は突破できなかったが、6年連続で過去最高を更新していた。(伊藤和行)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません