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 JR東海は、利用者が遠隔で切符購入の案内などを受けられる「集中旅客サービスシステム」を、東海道線と関西線の計10駅に導入する。西岡崎や八田、逢妻駅など7駅は無人駅になる。2020年12月ごろのシステム使用開始を目指すという。導入は13年、17年に続く3回目で、現在は14駅に導入され、12駅が無人駅になった。

 発表によると、導入するのは東海道線の逢妻、野田新町、東刈谷、三河安城、西岡崎と、関西線の八田、春田、蟹江、永和、弥富の各駅。このうち東刈谷、蟹江、弥富の3駅には引き続き有人の窓口も置く。

 利用者は券売機のインターホンを押すと、名古屋駅近くの案内センターのオペレーターと会話でき、切符などの購入の仕方などを尋ねることもできる。オペレーターもカメラで駅内の状況を確認したり、スピーカーで案内放送を流したりすることができる。

 10駅は現在、駅員が原則1人態勢で、駅員がいない時間帯は切符の購入や乗り越し精算、ICカードのチャージができない。同社はシステム導入で、列車が運行する全時間帯でこうした対応ができるようになり、利便性が上がるとしている。

 東刈谷、八田、春田、蟹江の4駅は指定席券の購入者が多く、インターホンを通じた案内も受けられる指定席券売機も設置する。

 導入に向けた工事は20年4月に始める。(田中恭太)