拡大する写真・図版レッド・ホット・チリ・ペッパーズ。今年のサマーソニックでヘッドライナーを務めた=Photo by Steve Keros

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 2017年、アメリカで「ヒップホップ/R&B(リズム&ブルース)」の売り上げが初めて「ロック」を超えた。これまでに何度も「ロックは死んだ」と言われ、日本では「君はロックを聴かない」という歌もヒットした。ロックはどうなってしまうのか。

拡大する写真・図版Music Timeline(https://music-timeline.appspot.com/)は、「Google Play Music」のユーザーが現在、音楽配信などからライブラリに入れている音楽データを元に、各ジャンルの人気度を年代別に視覚化した音楽年表(提供Google)。朝日新聞社では、ロックが目立つように加工しています。

 ロックミュージックという言葉が、1950年代のロックンロールと異なるものとして米メディアで使われ始めたのは、大和田俊之・慶応大教授(アメリカ文化)によると、60年代後半のことだ。

拡大する写真・図版エルビス・プレスリー

 50年代にチャック・ベリーやエルビス・プレスリーが演奏したロックンロールは、シャッフルのリズムが主体だった。これに対して8ビートのリズムが主体の音楽を「ロック」と呼んだ、と大和田さんは説明する。

拡大する写真・図版1978年に初来日し、2月20日に日本武道館で初めて演奏したボブ・ディラン

 ロックンロールからロックへ。その大きな転換点になったのは、ボブ・ディランが65年のライブで、それまでのフォークギターでなくエレキギターを弾き、観客のブーイングを浴びたことだという。

 「公民権運動と共に有名になったディランは、反体制的なメッセージを、フォークより商業主義に近いとみられていたロックで演奏するという矛盾を抱えた。これ以降、ロックミュージシャンは売れれば売れるほど矛盾に陥ることになったのです」

拡大する写真・図版1966年6月、来日し羽田空港に降り立ったザ・ビートルズ。手前からポール・マッカートニー、ジョン・レノン、リンゴ・スター、ジョージ・ハリソン

 60年代には英国でザ・ビートルズやザ・ローリング・ストーンズが登場。特に60年代後半から10年余は「ロック黄金時代」と呼ばれた。

 ザ・フー、ジミ・ヘンドリック…

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