拡大する写真・図版 いろんな工具を駆使して、生産ラインで便利なものをつくりだすのも「改善士」の役目のひとつだ=滋賀県野洲市、滝沢美穂子撮影

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凄腕しごとにん

村田製作所 改善士 尾崎充輝さん(42)

 会社では名刺の肩書の「生産技術課マネジャー」よりも「改善士」で通っている。

 勤務先の村田製作所・野洲事業所は、スマートフォンやパソコンを動かすのに欠かせないコンデンサーなど、電子部品の材料を作る。工場の機器どうしをネットワークでつなぐ仕事が本業だ。

 改善は主にその本業の合間に手がける。生産工程をくまなく見渡し、無駄な作業がないか洗い出す。日々の「気づき」の積み重ねがものをいう。「部品の収納箱があると便利だな」と思えば手作りし、重たい荷物を運ぶ作業が続けばパイプをつなげて台車を作る。すべてが効率化につながる。これまでに携わった改善は約2千に及ぶ。

 かつては各現場が自主的に行ってきたが、会社が2012年に改善士の社内資格をつくった。翌年、試験に合格。社内1千人の改善士が技能を競う大会で、優勝に輝いたこともある。いまではそのリーダー格として、野洲事業所の生産ラインにいる300人の後輩の面倒をみている。

「難所」に挑む

 同僚のあいだで「改善の難所」…

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