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 東京電力は18日、福島第一原発敷地内のタンクにためている処理済み汚染水について、海洋放出などで処分する場合の放射性物質トリチウムの年間処分量の試算値を初めて発表した。処分の開始と終了の時期によって計8ケースを想定。年間処分量は約27兆~106兆ベクレルになるとした。同日開かれた経済産業省の小委員会に示した。

 汚染水の保管を続けた場合の影響を具体化するのが狙い。タンクの汚染水に含まれるトリチウムの総量を2020年1月時点で860兆ベクレルとし、処分開始日は①20年②25年③30年④35年の年始を想定。終了日は、「30~40年で廃炉完了」とする国と東電の工程表をもとに、41年末と51年末の2通りだけを想定した。時間とともに自然に減衰する量を考慮しても、開始が遅くなるほど平均の年間処分量は多くなった。

 経産省によると、国内の原発は…

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