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 韓国の曺国(チョグク)・前法相家族の不正疑惑で、韓国検察は14日、曺氏本人に出頭を求め、事情聴取した。文在寅(ムンジェイン)大統領の側近だった曺氏は公職を退きソウル大教授に復帰しているが、疑惑への関与が明らかになれば、来年4月に総選挙を控える文政権には打撃となりそうだ。

 検察関係者によると、曺氏は14日朝にソウル中央地検に出頭した。報道陣の前に姿をさらさない「非公開召喚」の形がとられた。

 検察は、曺氏の妻で韓国東洋大教授のチョン・ギョンシム被告を、娘の不正進学や不透明なファンド投資に絡む偽造私文書行使や業務上横領などの罪で起訴している。

 曺氏への事情聴取では、妻との共謀や、捜査開始後に妻が図った証拠隠滅に関与したかどうかなどが焦点となる。関与が明らかになれば、検察は逮捕状請求を検討するとみられる。(ソウル=武田肇)