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 千葉県の森田健作知事は14日の定例記者会見で、台風15号の上陸翌日に同県芝山町の「自宅」に帰り、隣接する富里市内を私的に視察したことをめぐり、「次(に災害が来た時)もやる可能性がある」と話した。「浦安(で液状化被害があった東日本大震災)の時もやった。政治的にプラスだと思った」と「私的視察」の意義を重ねて語った。

 森田氏は、県の今回の災害対応が適切だったかを検証する会議で自身の行動の是非も議論されるかどうかについては「いろいろなものが含まれる」と発言。「私的視察」も検証の対象になるとの見通しを示した。

 森田氏は7日の記者会見の際、台風15号の上陸翌日の9月10日に災害対策本部を立ち上げた後、県庁から30キロほど離れた「自宅」に公用車で帰り、私有車に乗り換えて富里市や酒々井町を「私的に視察した」と説明。「パッとスルーして、町並みは、電力はどうだ、断水どうだと、頭に浮かべながら見た」と述べていた。(古賀大己、上田雅文)