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 10月の台風19号による県内の床上・床下浸水の被害約5600棟のうち、約1200棟と最も多かったのがさいたま市で、その7割超は市西部の桜区に集中していた。排水路の越水が主な要因で、区内を流れる二つの河川沿いにある排水ポンプが制御盤の水没で計2カ所止まっていたこともわかった。市は今年度、制御盤をより高い位置に設置し直すという。

 市防災課のまとめでは、市内の床上・床下浸水の被害は今月5日までのまとめで計1268棟で、このうち桜区が968棟を占める。区内にある浦和中央青果市場では青果物のほとんどが水につかり、通常営業ができなくなるなどの影響が出た。

 市河川課によると、大きな要因は区内を流れる鴨川に雨水を流し込んでいる排水路・油面(あぶらめん)川が越水したこと。10月12日の大量の雨で、鴨川と付近を流れる鴻沼(こうぬま)川の水位が上がり、一帯にあるほかの七つの排水路も十分排水できなくなった。油面川は中でも規模が大きく、同日午後3時ごろには越水していたという。

 それぞれの排水路には鴨川と鴻…

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