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 知的障害や発達障害がある児童の入所施設「駿遠(すんえん)学園」(静岡県島田市福用)が開設50周年を迎え、16日に現地で記念式典を開く。県中部4市2町でつくる一部事務組合が運営し、県内で3番目に古い。学園の足跡からは障害児をめぐる国策が「隔離」から「統合」「共生」へと変化した様がうかがえる。

 駿遠学園は1969年、金谷町立北五和小学校(当時)の跡地に建てられた。就学免除で家庭にいた障害児の施設収容が、国策で進められた。

 79年、養護学校が義務化され、学園にも養護学校の分教室が設置された。そのころから卒園者が園にとどまるケースが増え、以後30年近く定員50人の約7割を18歳以上が占める状態が続いた。障害がある人の就労や生活の基盤が地域にはまだ育っていなかった。2011年、18歳以上の居場所として、市内にグループホーム「ひだまり」(定員16人)を開所。学園は18歳未満の定員40人で再スタートを切った。

 11月1日現在、入所者は33…

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