佐藤亜季
ポイントサービス「Tポイント」を運営するTポイント・ジャパン(東京)が、これまで活用されていなかった「未利用魚」を素材にした新商品「五島のフィッシュハム」を開発した。Tカードの購買データを使って社会貢献につなげる「Tカードみんなのソーシャルプロジェクト」の一環。
ハムに使われるのは長崎・五島列島で取れたブダイなど。こうした魚は鮮度を保持しにくく輸送費がかかるため、これまでは消費地に出回っていなかった。Tカードの会員から選ばれた12人や料理人らが新たに「高級ビールを中心にしたお酒を楽しむ」層に想定顧客を絞り込み、その志向性をTカードのデータをもとに分析。未利用魚を素材にした新商品の開発につなげた。
データ利用にあたっては、利用…
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