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 萩生田光一文部科学相は13日、学校法人「幸福の科学学園」が開学を目指す「幸福の科学大学」を含む大学や短大など15校の審査を、大学設置・学校法人審議会に諮問した。いずれも2021年度の開学を目指している。20年8月末に予定される審議会の答申を受けて、文科相が認可の可否を判断する。

 文科省によると、千葉県長生村と東京都江東区に4学部と大学院の設置申請があった。同学園は、14年3月にも開学を申請したが、文科省は審議会の「不可」とする答申を受けて同年10月に不認可とした。審議会は、学園創立者で宗教法人「幸福の科学」総裁の大川隆法氏による「霊言」や「霊言集」と呼ばれる著作を問題視。「科学的合理性が立証できていない『霊言(霊言集)』を教育の根底にすえるということは、大学の目的を達成できるものとは認められない」などとしていた。

 また、文科省は当時、審査途中に大川氏の著作が審議会委員に送られるなど「認可の強要を意図すると思われるような不適切な行為」があったとして、学園に対し、大学などの設置を5年間、認可しないと通知していた。(宮崎亮