[PR]

 フィリピンの入管当局は14日、特殊詐欺に関わった容疑で、日本人36人の身柄を13日にマニラで拘束したと発表した。マニラのホテル跡地を拠点に日本へ親族を装うなどしてうその電話をかけ、少なくとも1393人から20億円をだまし取ったとみている。

 警視庁はこれまでに、フィリピンから帰国した日本人の男4人を逮捕。現地で電話をかける役(かけ子)だったとみている。36人についても送還を待って逮捕する方針で、詐欺グループの解明を進める。

 フィリピンの入管当局によると、日本の警察からの情報提供を受け、日本で窃盗容疑の逮捕状が出ていた20歳と33歳の男2人について捜査を進めたところ、ほかに34人が特殊詐欺に関与している可能性が判明したという。

 36人はマニラの入管施設に一時収容され、今後日本に送還される見通し。(ハノイ=鈴木暁子)