[PR]

 250万円の架空請求被害を防いだとして、新潟県警佐渡署は14日、ローソン佐渡羽茂店(佐渡市羽茂本郷)の金津誠一店長(50)を表彰した。金津さんは7月にも同様の事案で表彰されており、今回は店員同士の連携が功を奏した。

 同署によると、10月15日、佐渡市の60代男性の携帯電話に「日本セキュリティー協会」を名乗る男から「あなたは特殊詐欺の加害者として裁判にかけられる」と電話があり、裁判を回避する費用として50万円を請求され、男性は送金した。17日にも250万円を請求された。

 すべて架空の請求だったが、信じ込んだ男性は同日午前に送金用の封筒を買おうと来店。その後、10万円分の電子マネーギフト券を買おうと再び来店した際、金津さんがギフト券の販売を保留し、同署に通報。退店していた男性を同署が探し出し、事件が発覚した。金津さんは午前に対応した店員から男性の様子がおかしいと聞いていたという。

 男性はすでにギフト券とは別に現金240万円を宅配便で送る手続きをしていたが、同署の説得を受け、宅配業者に発送を中止させた。

 金津さんは6月にも、同じ男性が20万円分の電子ギフトカードを買おうとした架空請求被害を防いだ。金津さんは「同じ方が被害にあう恐ろしさを感じた。店員からの情報も役に立ちました」と語った。(古西洋)