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 広島県江田島市にある旧海軍兵学校の下士官が利用した「下士卒(かしそつ)集会所(現・海友舎)」や、尾道市久保1丁目の「向(むかい)酒店店舗兼主屋」など、4市町の計19件が国の登録有形文化財(建造物)に選ばれることになった。国の文化審議会が15日、文部科学相に答申した。歴史的な景観を保つ役割を果たしているなどと評価された。

 旧江田島海軍下士卒集会所は、海軍が下士官の福利厚生施設として明治時代に各軍港に建てたものの一つ。1907(明治40)年築の2階建てと、05(同38)年築の平屋建ての2棟の洋館があり、いずれも木造瓦ぶきという。

 平屋建ては、呉にあった下士卒集会所「桜松館」として使用され、28(昭和3)年に江田島に移築された。2階建ての棟は、2階部分のテラスや外壁の窓などを含めた全体的なデザインが優れている。

 尾道市役所近くに立つ向酒店店…

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