キリスト教の最大宗派、ローマ・カトリック教会トップのフランシスコ法王が23日に来日する。長崎や広島を訪れるほか、東京で天皇陛下や安倍晋三首相と会談。東日本大震災の被災者とも面会する。歴代法王の来日は、1981年に被爆地で平和を訴えた故ヨハネ・パウロ2世以来、38年ぶり2度目。核廃絶や難民保護、環境保護などのメッセージを発するとみられ、世界の視線が注がれる。
ローマ法王はローマ・カトリック教会のトップで、バチカンの国家元首を兼ねる。人間の命と尊厳を尊重するカトリックの理念を広めつつ、信者の拡大をめざしている。
バチカンは人口約600人の小国だが、法王の国際社会での影響力は小さくない。
源泉は、一つの宗派としては世…
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朝日新聞国際報道部