【動画】合掌造りの屋根を組み立て 白川郷の小学生が体験=山下周平撮影
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 世界文化遺産に登録されている合掌造りについて知ろうと、岐阜県白川村の村立白川郷学園の4年生14人が15日、三角屋根の骨組み作りを体験した。木材でつくった骨組みをわら縄やネソと呼ばれる植物で結束し、助け合いながら作業する「結(ゆい)」について学んだ。

 4年生はこれまで、屋根をふく様子などを見学し、合掌造りの仕組みを学んできた。この日は、かやぶき職人らの指導を受けながら物置小屋サイズの屋根部分(高さ約4メートル)を組み立てた。

 子どもたちは2人1組で、十字に渡した材木を、わら縄を使ってハコ巻きと呼ばれる手法で結束。「もっと強く引っ張って」などと声を掛け合い、縄が動かないように強く締め上げていた。萩田涼太さんは「力も必要で難しかったけど、みんなで協力して完成させられた」と話した。

 指導した野谷信二さん(43)は「みんな一生懸命やってくれた。難しい技術だが、この中から職人を目指してくれる子がいたらうれしい」と話した。(山下周平)