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 2015年にノーベル医学生理学賞を受賞した北里大特別栄誉教授、大村智さん(84)の山梨県韮崎市神山町鍋山にある生家が、国の登録有形文化財(建造物)に指定される見通しとなった。国の文化審議会が15日、大村家住宅の主屋(おもや)と土蔵を指定するよう文部科学相に答申。近代の農村景観を形作る重要な建築物だと評価した。建造物では市内で初めての指定となる。

 主屋は1907(明治40)年ごろ建てられた木造平屋建て。切り妻造り桟瓦ぶき屋根の農家だ。外壁はしっくい塗りで、土間と板間、和室がある。90年ごろ改修されている。

 土蔵は16(大正5)年ごろ建てられた。当初は米倉だったが、戦時中に疎開者を受け入れるため2階を座敷に改修。大村さんはこの座敷を山梨大卒業まで勉強部屋として使ったという。

 市教委によると、大村家住宅は…

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