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 三重ブランド「伊賀牛」の肥育状況を審査する今年度の伊賀産肉牛共進会が15日、三重県伊賀市千歳のJA全農みえ伊賀家畜市場で開かれた。最高位の名誉賞には、中林牧場(伊賀市山畑)が育てた「ふくちゃん38」(体重750キロ、体高133センチ)が選ばれた。中林牧場は昨年出品した「はなこ1」に続く2連覇。午後の競り市では198万円(税込み)で落札された。

 共進会には伊賀地域で最終的に1年以上育てられた未出産の雌の黒毛和牛25頭が出品された。県畜産研究所の職員らが肉付きのバランスや毛並みなどを審査した。岡本俊英主幹研究員は「全体的に肥育度が高い」と指摘。「ふくちゃん38」について「審査基準のすべてを十分満たしている。非常に均整のとれた肉付きをしている。文句のない名誉賞」と講評した。

 中林牧場の中林真一郎さん(46)は「健康にすくすくと大きくなるよう家族ぐるみで育てた。連覇できて非常にうれしいです」と笑顔で話した。

 競り市での25頭の平均落札価格は144万5400円(税込み)。共進会はJAと伊賀、名張両市、生産者らでつくる伊賀産肉牛生産振興協議会が年に1回開催している。(藤井匠)