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 浸水被害にあった紙の収蔵品は、いったん凍らせます――。10月の台風19号による豪雨で地下の収蔵庫が水没した川崎市市民ミュージアム(川崎市中原区)は、水に浸ってしまった古文書など紙の収蔵品の一部を冷凍コンテナで一時保管する方針だ。カビの繁殖などを防ぐためだという。

 ミュージアムは1988年開館。収蔵品は計約26万点で、土器や古文書、絵画のほか、国内の美術館では珍しい漫画や写真、映像など、近代メディアの資料を所蔵している。

 台風によりミュージアムは地下部分が水没。収蔵品を保管する地下の九つの収蔵庫すべてが浸水し、休館を余儀なくされた。電気・空調設備など建物関係の復旧費用と収蔵品の被害額は計72億円以上とされる。

 市によると、被害にあった紙の…

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