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 記録的な高潮で浸水被害が続くイタリアの世界遺産ベネチアについて、コンテ首相が14日、非常事態を宣言した。「水の都」と呼ばれるベネチアの高潮は毎年のように浸水被害をもたらしてきたが、ここ数年の被害は深刻さを増している。水上の世界遺産は、やがて水に沈んでしまうのか。

 ベネチアでは12日夜、187センチの高潮を記録し、1966年の194センチに次ぐ歴代2位の高さとなった。イタリアメディアによると、14日にベネチアの歴史地区を視察したコンテ氏は、被災地への緊急支援として、事業者に2千万ユーロ(約24億円)の援助を行うと表明した。

 CNNなどによると、ベネチアを流れる大運河に面したフェッロフィニ宮殿内にあるベネト州議会では12日夜に浸水が始まった。気候変動に関する対策を盛り込んだ来年度予算の改正案を否決した直後のことだったという。

 野党のアンドレア・ザノニ議員は議事堂の写真をフェイスブックに投稿し、「皮肉なことに、気候変動対策を求める我々の修正案を与党連合が否決した2分後に、議事堂が洪水に見舞われた」とつづった。

 高潮の被害はその後も続いており、15日午前11時40分(日本時間同日午後7時40分)に、154センチを記録した。

 ベネチアの高潮は、この時期になると毎年のように浸水被害をもたらしてきた。だが近年はその被害が深刻化している。

 今回の高潮では、浸水で住宅の…

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