宮崎の上椎葉ダムで観光放流 毎秒40トン、九州電力初
菊地洋行
日本で最初の100メートル級大規模アーチ式ダムの上椎葉ダム(宮崎県椎葉村)で16日、九州電力で初となる観光放流が行われた。4カ所の放流口から合計毎秒40トンの水が放流されると水煙が上がり、県内外から来た300人あまりのダムファンらが写真に収めていた。
九電によると、上椎葉ダムは1955(昭和30)年完成。戦後の復興を支えた。観光放流はダムの役割を知ってもらい、地元振興の一助になればと九電側が椎葉村に提案し、共催することになった。来年以降も紅葉の時期に年1回実施するという。(菊地洋行)
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