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 サッカーJ2のV(ヴィ)・ファーレン長崎の今季ホーム最終戦が長崎県諫早市であった16日、テレビ通販会社ジャパネットたかたの創業者で球団社長を今季で退任する高田明氏と、手倉森誠監督とのペナルティーキック対決があった。

 高田社長がゴールキーパーを務め、リオデジャネイロ五輪の日本代表監督も務めた手倉森監督がキッカー。常々「ゴールキーパーとして試合に出たい」と話していた高田社長に、試合後、チームがプレゼントした。

 71歳の高田社長がチームのゴールキーパー用ユニホームとグローブを身につけてゴールを背に立つと、スーツ姿の手倉森監督は「おれが決めたら退任を撤回してくれ」とマイクパフォーマンス。勝負は1回のはずだったが……。

 中腰に構えた高田社長はコーナーを狙ったボールに追いつけず、あっさりゴール。2度目はボールを足に当てたものの再びゴール。3度目でやっと足でクリアした。「いやあ、足も動かないし、肩も上がらないし」。その後、選手たちに胴上げをされ、笑顔で3回、宙に舞った。

 対決では負けたが、夢を届けるのが売りの高田社長らしく、夢をかなえた。(中川壮)