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 TBS系列のテレビ山口(tys、山口市)の情報番組で、性的マイノリティーの人を「珍 女性のような男性」と取り上げた問題で、テレビ山口は16日、問題となった企画の放送を休止することを明らかにした。弁護士らでつくる検証委員会を設け、放送に至った経緯などを調べる。担当プロデューサーらの処分も検討するという。

 番組は、山口県内向けに今月放送した「週末ちぐまや家族」で、問題になったのは県内の珍しい名字の人や店などをアポなしで訪ねる企画。番組自体は続ける方針で、問題発覚後初の放送となった16日の番組でも、この企画は取りやめていた。検証委は弁護士や番組審議委員ら社内外の5人で構成する予定という。

 16日の番組では、冒頭で画面全体に「先週の『週末ちぐまや家族』内において不適切な内容がありました。会社として深く反省し、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしました事をおわび申し上げます」との字幕を約15秒間表示し、読み上げた。

 CM後、出演者4人がスタジオに並んで登場。うち1人のアナウンサーが「先週の週末ちぐまや家族の放送におきまして、大変不適切な内容の放送がありました。スタッフ一同、弊社社員一同深く反省し、ご迷惑をおかけしたご本人さま、不快な思いをされた皆さま、そして関係者の皆さまに心よりおわびを申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と述べ、頭を下げた。

 また、この日は「反省してます」とのテーマで番組内で視聴者からメールやファクスを募り、紹介することを問題発覚前に決めていたが、放送を見送った。(伊藤宏樹)