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患者を生きる・職場で「不妊治療」(4)

 不妊治療を続けてきた大阪府豊中市の社会科講師、木下優里さん(37)は今年3月、第2子をあきらめ、治療を卒業した。いまはひとり息子の駿希くん(5)の子育てと仕事に励む。

 社会科の先生になりたいと思ったのは高校生のときだ。世界史の授業にはまった。担当は宝塚歌劇の男役のようにショートカットが似合う女性の先生。板書はとらず、歴史上の裏話や人物のエピソードをしゃべり続ける。ドラマを見るようにワクワクした。

 テスト前に教科書を暗記するのがそれまでは勉強だと思っていた。だが、一気に考えが変わった。世界史の授業は、先生の話をひたすらメモした。帰宅すると資料集で調べ、自分なりにノートにまとめ直した。

 夢だった職業についた20代は、休日も教材づくりや授業の下準備に費やした。楽しかった面もあるが、早く一人前になって周りから認められなければ、産休や育休をとった後、復職できないのではという不安もあったためだ。

 しかし、出産は年齢が上がるほ…

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