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 合成麻薬MDMA1錠を自宅で所持したとして、警視庁は16日、俳優の沢尻エリカ容疑者(33)=東京都目黒区碑文谷4丁目=を麻薬取締法違反の疑いで緊急逮捕し、発表した。調べに沢尻容疑者は「私のものに間違いありません」と供述し、容疑を認めているという。同庁は使用の実態についても解明を進める。

 組織犯罪対策5課によると、沢尻容疑者は16日午前8時45分ごろ、自宅のマンション室内で、MDMAの粉末0・09グラム入りのカプセル1錠を所持した疑いがある。一般的な1回分の使用量に相当するという。覚醒剤や大麻と比べ、摘発される人は大幅に少ない。

 警視庁は同日午前8時過ぎから家宅捜索に入り、棚の上にあったアクセサリーケースの中から、袋に入った粉末入りのカプセル2錠を発見。うち1錠を鑑定してMDMAと確認した。残る1錠についても成分を解析する。

 警視庁は同日夜、沢尻容疑者の身柄を同庁本部から留置先の東京湾岸署に移送した。翌17日に送検後、捜査を本格化させる方針。

 MDMAは化学合成された麻薬の一種。警察庁のまとめによると、昨年1年間にMDMAなどの合成麻薬に関して摘発されたのは50人で、2014年以降では年間38~62人で推移している。覚醒剤は昨年9868人、大麻は3578人だった。