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 あの興奮を再び――。日本代表が史上初めて8強入りしたラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の熱も覚めやらぬなか、来年1月開幕のトップリーグ(TL)に先駆けてトップチャレンジリーグが15日から始まった。2部リーグに相当するとはいえ、W杯で活躍した選手たちもいる。目の肥えたファンを楽しませてくれるはずだ。

 近鉄には、W杯で日本代表最年長出場記録を更新したロック、トンプソン・ルーク(38)が所属。初戦となった17日の清水建設戦では自ら志願して先発出場した。W杯の疲れも見せず、密集周辺の突破とタックルでチームに貢献。途中でみけんを切るアクシデントもあったが後半14分まで出場した。

 「ディフェンスミスがあったが、勝てて良かった。僕にとってはすべての試合が大事」と今季限りで引退するベテランは語った。

 また新たに近鉄に加わった豪州代表で今回のW杯で5試合に出場したSHウィル・ゲニア(31)も後半19分から途中出場。「楽しめたよ」と笑顔で語った。同じく新加入のSOクエイド・クーパー(31)は先発出場。今大会は選出されなかったものの、球を自在に散らして豪州代表70キャップを誇る世界的司令塔のへんりんを見せた。

 15日の開幕試合でマツダと対戦した豊田自動織機には、サモア代表司令塔トゥシ・ピシ(37)が新加入。キッカーを任されて10得点、45―17の勝利に貢献した。コカ・コーラ所属の日本代表FBウィリアム・トゥポウ(29)も16日の釜石シーウェイブス戦で後半11分から出場。チームは24―24で引き分けた。

 来年に入ってTLが開幕すれば、W杯で優勝した南アフリカの世界最高峰フッカー、マルコム・マークス(25、NTTコム)や3位ニュージーランドの主将、ナンバー8のキーラン・リード(34、トヨタ自動車)らバリバリのトップクラスが続々と参戦予定だ。世界を沸かせたプレーを間近で観戦できる。