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 第1作公開から今年で50年を迎え、22年ぶりの新作が来月公開される人気映画「男はつらいよ」シリーズの主人公、車寅次郎の顔をかたどった路線図が、寅さんの故郷・柴又駅(東京都葛飾区)に登場した。「Tiger Railway」と銘打った、架空の鉄道路線図のアート作品で、シリーズ50作品などが駅として並んでいる。

 作ったのは、寅さん大好きな鉄道設計技士、大森正樹さん(52)=兵庫県芦屋市。縦約2メートル、横約2・5メートルの路線図は、第1作から年代ごとに10路線ずつ色を変えながら一筆書きで走り、終着駅の50作は第1作近くに戻ってきて「お帰り 寅さん」となる趣向だ。

 寅さんを題材にしたアート作品を競う「男はつらいよファンアートコンテスト」に応募し、最優秀賞を受賞した。柴又の寅さん記念館に展示された受賞作に京成電鉄側が注目。「駅のイメージアップにつながる」などとして、大森さん側に展示をお願いした。

 大森さんは「寅さんが鉄道で旅に出る柴又駅はまさに聖地。作品を展示していただき、夢のような話です。妹さくらが寅さんを見送ったホームそのものにあるというのも感激もひとしおです」と話している。(斉藤勝寿)