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 河野太郎防衛相は17日、訪問先のバンコクで米国のエスパー国防長官、韓国の鄭景斗(チョンギョンドゥ)国防相と3者で会談した。韓国が破棄を通告した日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA(ジーソミア))については、米国も再考を促したが進展はなかった。日韓が譲らないまま相手の出方を探っており、23日午前0時の失効まで1週間を切った。

 日米韓防衛相会談に先立ち、河野氏は17日、鄭氏と約40分間会談。ミサイル発射を繰り返す北朝鮮などを念頭に「両国の防衛当局間で非常に厳しい状況が続いているが、状況を改善するため賢明な対応を求める」と述べ、GSOMIAの維持を求めた。

 一方、韓国国防省によると、鄭氏は「日本側が安保上の理由で輸出規制をとったことによる避けられない選択だった」と強調し、日本側が対韓輸出規制の対応についてまず見直すことを強く求めたという。

 その後の日米韓防衛相会談では、エスパー氏が「北朝鮮や中国の思うつぼにならないよう、(日韓が)二国間の問題を克服する必要がある」と述べ、GSOMIAの維持を改めて要請。会談後の共同声明では、GSOMIAには直接触れないものの、「(日米韓の)防衛に関係する信頼醸成が重要であるとの認識を共有するとともに、それらの努力を制度化するために協力を強化する」と明記した。

 韓国大統領府に近い関係者によ…

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