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 自民党の大岡敏孝衆院議員(47)=滋賀1区=が、自身の後援会が開いた政治資金パーティーで、選挙区内の自治連合会長らに無料で料理や酒などを提供していたことがわかった。公職選挙法は、政治家による選挙区内の人への飲食物の提供は寄付行為にあたるとして禁じている。17日に記者会見した大岡氏は「公職選挙法に抵触すると疑われる部分があった。来年以降、一切招待をやめる」と話した。

 大岡氏によると、パーティーは今月4日に大津市であり、約500人が参加。会費は1万円。無料で招かれて出席した来賓は知事や市長ら46人で、大津市内の自治連合会長21人も含まれていた。

 大岡氏によると、3年前に無料招待した場合に寄付行為にあたる金額を滋賀県選管に問い合わせ、飲食の実費が該当すると回答を得たという。実費は約3千円相当で、「地域の課題を参加者と意見交換してもらう、いわば『講師』の位置づけで招き、対価として飲食代を無償にするのは問題ない」と判断し、翌2017年から自治連合会長らの招待を始めた。ただ自治連合会長らには積極的に意見交換するよう十分に伝えていなかったという。

 大岡氏は12年に初当選し、現在3期目。(新谷千布美)